石臼と紫陽花の寺 〜伊那市・深妙寺〜 撮影日:2012年7月9日 ご案内 = Home =

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 梅雨の花、紫陽花を求めて伊那市西春近の 「あじさい寺」 と言われる深妙寺へ出掛けました。  200種2500株の紫陽花が、今年も境内に咲き乱れ、シーズンには毎年15000人を超える県内外の方々がその美しさを楽しみに訪れています。
 紫陽花は、本堂前から裏山に至る遊歩道の33体観音像に寄り添うように咲いていますが、裏山の紫陽花も年々手入れが行き届き、見事な花が増えていると聞きます。

 深妙寺はもう一つ
「石臼の寺」 としても有名で、2000個の挽き石臼庭園は圧巻です。  日本では長野県南部の寺社に、使えなくなった石臼を奉納する習慣がありました。 挽き石臼が日本に広く普及したのは江戸時代のことですが、深妙寺では、江戸時代から本堂前を中心に並べられていました。 我が国で 「最大規模の石臼寺」 と言われる石臼庭園の眺めも実に見事です。

 風情ある足下の石臼を踏みしめて、梅雨時の花 「紫陽花」 の美しさを堪能し、ゆったりした時の流れを楽しむことができました。


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