一目10万本・アンズの里
〜千曲市森・倉科〜
撮影日:2012年4月19日 ご案内 = Home =

mid : 花 の 詩

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 長野県千曲市森・倉科地区は、 春おそい信州に桜より一足先に開花する、日本一の 「あんずの里」 です。
  春を待ちわびた近隣の人達から、遠く関西・中京からもバスを仕立てて大勢の人達がアンズの花を楽しんで、春を満喫していきます。
上平展望台に登れば、田園地帯から周囲を取り巻く山々にかけての一帯は、ピンク色のあんずの花で覆われており、一目10万本といわ
れている景色が一望できます。

 この地にあんずがもたらされたのは元禄時代、伊予宇和島藩主伊達宗利候の息女豊姫が、松代藩主真田幸道候にお輿入れの折り、
故郷の風情をしのぶよすがにと、杏の種を持参したのが始まりといわれています。
その後、松代藩では殖産のため奨励をして、今日の 「あんずの里」 の姿となったものです。



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