早春の妖精・節分草 | 撮影日:2012年3月29日 | ご案内 | = Home = |
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セツブンソウは本州の関東地方以西に分布する、高さ10センチほどの小さな多年生草本です。 山地のブナ林など、落葉広葉樹林の林床に生え、石灰岩地を好む傾向があります。 和名は節分の頃に花をつけることに由来しているようですが、この辺りでは三月下旬頃に開花します。 長野県千曲市には、戸倉と倉科にセツブンソウの群生地があります。 そして、2006年に 「珍奇または絶滅にひんした植物の自生地」 として、 戸倉の1万2千uと倉科の約2千uを市の天然記念物に指定しました。 戸倉の節分草は長野県における節分草の北限だとされています。 今年は、例年より随分開花が遅くなりましたが、新聞の 「見頃」 報道を目にし、戸倉のセツブンソウ群生地を訪れてみました。 早春の風に満開のセツブンソウが可憐に揺れていました。 まもなく見頃が過ぎようかという時期を迎え、大勢の方が見に来ていました。 |