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戸倉セツブンソウ群生地 | 撮影日 : 2021年3月9日 | 信州の原風景(目次) |
長野県千曲市には、長野県の北限地である 「戸倉セツブンソウ群生地」があります。 この群生地のセツブンソウは、すべて野生種でキンポウゲ科に属する日本の固有種です。 雪の下につぼみを持ち、雪解けとともに可憐な白い花を咲かせます。 白い花びらのように見えるのは、がく片です。 早春の林床に白い花が一面に咲く様子や、花が短命で散ることから、スプリング・エフェメラル(春の妖精)ともいわれる希少な花で、長野県では絶滅危惧U類に指定されており、絶滅の危険が増大している種です。 地域の有志による「戸倉セツブンソウを守る会」のボランティア整備活動により大切に守られており、今年も見事に花が咲きました。 ( ご覧になっての感想などは、こちら 「wagtailの談話室」 にお書きください。 ) |